僧帽弁閉鎖不全症治療 医療従事者向け

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COAPT Trial

COAPT Trialとは

COAPT Trialとは、ガイドラインに準じた至適薬物療法 (GDMT)に対して試験された僧帽弁インターベンションデバイス試験です。
COAPT試験は、最大耐量のGDMTを行っても症状が持続している中等度~高度(3+)または高度(4+)の機能性MRを有する心不全患者614例を対象とした並行群間比較、非盲検、多施設共同試験であり、New England Journal of Medicine誌に公表されています。

主要評価項目

有効性:24ヶ月目までの全心不全入院(最後の患者が12ヶ月間の経過観察を完了した時点で解析)
安全性:12ヶ月目までの機器関連合併症の回避

MRは生命を脅かす-COAPT試験はMRが単なるマーカーでないことを示しています。

MRは生命を脅かす - COAPT試験はMRが単なるマーカーでないことを示した

心不全入院が減少

QOL改善

【参考】
Stone GW.Transcatheter Mitral-Valve Repair in Patients with Heart Failure.The New England Journal of Medicine 2018, 379: 2307-18
Mack M. COAPT: Three-year outcomes from a randomized trial of transcatheter mitral valve leaflet approximation in patients with heart failure and secondary mitral regurgitation. Presented at TCT 2019.
Arnold SV et al. Health status after transcatheter mitral valve repair in heart failure and secondary mitral regurgitation. JACC Mar 2019, 25951; DOI: 10.1016/ j.jacc.2019.02.010.

APJSHW0004-JPN-Rev.1

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